梅酒の作り方と果実酒作りのススメ【チャレンジしてみませんか】

5月下旬から6月になるとスーパーで梅の果実が販売されているのを見かけます。その横には果実酒用のお酒やビンなども一緒に販売されていたりします。

そういう光景を見た時に、

  • 作ってみたいけど難しいのでは?
  • 梅酒を買ったほうが安いかな?

などと考えていませんか!!

私も最初はそう思っていました。ですが、実際に梅酒を作ってみると簡単に作ることができました。

販売されている梅酒は結構、甘かったりしますよね。

自分で作ると、甘さを調整することができます。

また、色々なお酒で漬けることにより、いろんな味の梅酒を楽しむ事ができます。

日本の法律では、「消費者が自分で飲むために果実酒を作る場合、アルコール度数が20度以上で、すでに酒税が納付された酒類を使う」事が法律で決まっているそうです。(酒税法第43条11項)

国税庁
Q1 消費者が自宅で梅酒を作ることに問題はありますか。
Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/梅酒

梅の種類も古城、南高梅、白加賀梅など変えて、漬けてみるのもいいですね。

梅酒の作り方を覚えると、いちご酒、キウイ酒、ブルーベリー酒など、他の果実酒にも使えます。

今年は(今年も)梅酒作りにチャレンジしてみませんか。

■仕込み時期

5月下旬から6月下旬頃。この頃になるとスーパーで梅の果実が販売されます。

■材料

材料のサンプル写真

標準の量で梅酒を作る場合
  • 梅:中粒から大粒の梅を1kg
  • 氷砂糖:500gから800g程度(お好みで調整する)
  • 焼酎:ホワイトリカー 1.8L(アルコール度数:35度)
  • 容器:4Lから5L程度のガラスの瓶
少量の梅酒を作る場合
  • 梅:中粒を500g
  • 氷砂糖:200gから300g程度(お好みで調整する)
  • 焼酎:ホワイトリカー 900ml(アルコール度数:35度)
  • 容器:2L程度のガラスの瓶

経験上、氷砂糖のを少なくしたり、アルコール度数の低いお酒を使用すると梅にシワが入りづらくなります。ブランデーなどのお酒で漬け込む場合もアルコール度数が35度以上のお酒で漬け込むことをお勧めします。

やっぱり梅がシワシワにならないと「梅のエキスが出たなぁ」という気分にならないですよね。

■作り方

1.ビンの洗浄

漬け込み作業をする前にビンを綺麗にしておく事。ビンを綺麗に洗って熱湯でビンの中を消毒する。その後、完全に乾かします。

汚れたビンを使用したり、水気が残っているとカビの原因になります。
冷えたビンに熱湯を急激にかけるとビンが割れる恐れがあるので注意。

2.青梅を水洗いする

3.アク抜きをする

2時間から4時間程度水に浸して、エグ味・渋味を取るためにアク抜きをします。

4.青梅のヘタを取る

水分を十分拭き取り、爪楊枝で青梅のヘタをとります。

ヘタを取った後は十分乾かすこと。

5.青梅と氷砂糖をビンに入れる

梅と氷砂糖を交互に入れるやり方を紹介しているブログもありますが、実際にやってみると翌日くらいに梅が浮いてきて氷砂糖は下に沈みます。個人的には梅の上に氷砂糖をすべて載せても問題ないのではないかと思います。

6.ホワイトリカーを入れる。

温度差のなるべく少ない涼しい場所で保存する。

◇漬け込み後の状況

1日ほど経過すると梅が浮いてきます。

週に数回程度次のことを確認するようにする。

  • ビンを揺らして中の糖分を均等にする。
  • 梅の状態・濁りがないか確認する。

濁っている場合は、梅にカビがはえているかもしれません。
約1ヶ月ほど経過すると梅にシワが入って沈んできます。

◇飲み頃

半年から1年後が飲み頃です。

1年後に出来上がった梅酒です。梅の果実も美味しかったです。

■アレンジ

今年はバーボン(JIM BEAM)で梅酒を作ってみました。

材料
  • 梅:中粒を1kg
  • 氷砂糖:200g
  • 黒砂糖:300g
  • バーボン(JIM BEAM) 1000ml
  • 容器:3L程度のガラスの瓶

通常ウイスキーは700mlですが、イオンで700mlと1000mlが販売されていました。

氷砂糖と黒砂糖を使用したこと以外は通常の梅酒の作り方と同じです。バーボンは独特のクセがあるので、黒砂糖を入れて甘さにコクが出るようにしてみました。

バーボンのクセのある味+黒砂糖のコク+梅の香りがミックスした梅酒がどのような味がするのか半年後が楽しみです。

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